では、パラベンは?

パラベンは、非常に広範囲の微生物に有効であり、他の防腐剤に比べ、 はるかに毒性が低く、皮膚刺激や過敏症なども少ないとされています。パラベンは長く使われている物なので、化粧品被害がどのくらい起こるか判明しています。
(もちろんそれを使ってアレルギーを起こす人は、それが一切入らない物を使うしかありません。) アメリカでの例では、化粧品被害で皮膚科にかかった人の0・8%がパラベン などの防腐剤によっているというデータが出ています。実際に化粧品を使ってる人全体からみると、被害者はわずかな数字となるわけです。 が、決して、奨励しているわけではありません。

植物原料は石油系の合成物よりは腐りやすく、腐ったものを使用する 危険性は万人に起こりうるものです。パラベンで異常反応を引き起こす確率と比べると、
アルコールにも殺菌力がありますが、アルコールでアレルギーが出たり弱い人もいて(私・名古屋もそうです)、逆にそれは使えない訳です。
防腐力を出すには、10%以上配合しなければ効果は期待できないので 敏感肌の方にはかなりの刺激になります。


植物抽出の作用が穏やかな防腐剤なども研究されてはいるが、やはり2〜3カ月で酸化したり、細菌感染したり‥‥、まだパラベンに置き換えられる物が見つかっていないのが現状です。
作用が穏やかでも、添加量を多くすれば危険性は同じで、シャンプー&リンスは毎日ふたを開け、そのたびに空気に触れ酸化もし、すすぎの水がはねたりして、雑菌が入り込みやすい。
加えて、近年の夏の亜熱帯気象下、機密性の高い現代のコンクリートの建物の中の高温多湿個所=『浴室』に置かれるがための変質は、特に懸念されます。

(※)皮膚のバリアゾーンはその性質上、水溶性物質には特にシッカリと働きます。 ←→油溶性
肌の大敵
  バリアゾーン

(※)シャンプーやリンスは塗布して、働かせる物でなく、水(湯)ですぐに流し去ってしまいます。

保存料無添加!?

保存料無添加と言う化粧品がありますが、
保存料なしで腐らない商品は存在しません。すなわちこれは、
パラベンに代わる安全性の確認されていない保存料が使用されているのでは?

自然派化粧品のからくり

どんなにいい化粧品でも固形でない限り腐る可能性があります。
腐るのは生活環境中の雑菌によります。

フケについて

固形・粉状のものは防腐剤を配合しなくても、製品化することは可能ですが、 変質の可能性はあります。

冬の肌のかゆみ、そのケアについて

(※)PL法=製造物責任法

判りやすくなおすと、製造物に欠陥がありエンド・ユーザーが損害を被った場合、エンドユーザーが販売者(小売店など)を飛び越えて、直接、メーカーに対し無過失責任を負わせ、損害賠償責任を追求できるというもの。
 
 

20世紀は<科学>が飛躍的に発展、モータリゼーションから始まって、人も情報も時空を超えて飛び交い、生活に様々な利便性と快適をもたらしてきました。

「自然に還れ」というのはすでに現実性がない様に思われます。

現代人が自然と思っている=田んぼも林も人の手がけてきたものです。

原料の天然ヤシ油

経済コストに見合わない理由から、間伐の進まない林も、過疎化、高齢化から多くのボランティアによって、山の斜面に維持されている、棚田の多くも、永年に渡って営々と、人が築いてきたもので、それは治水機能をも果たし、人の暮らしを守って来ました。

全国棚田(千枚田)連絡協議会のホームページ
http://www.yukidaruma.or.jp/tanada/


和歌山県情報館「緑の雇用推進局」のホームページ
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/071200/midokoyo/midori.htm


デジ森ドットコム「緑の雇用」ページ
http://www.digi-mori.com/dmr/work/index3.html


大多数の人が文明が作ってくれた人口的な環境に、すでに生理的に適応し、ひ弱となってしまった現代人の体は、荒々しく変化する自然環境に耐えられなくなっているのではないでしょうか?

加えて、「自然だけではもはや品質を作れない」現実がある事を冷静に見なおして、人口的システムをエコシステムのサブシステムの一つとして、考えるのは?

<<カ性ソーダ>>
カ性ソーダを化学合成できた事をキッカケに石鹸の工業化がヨーロッパで13世紀に始まったのです。

カ性ソーダの合成に成功していなかったら、現在の清潔な生活はなかった?かもしれないのですネ。

日本で初めての【石けん】を造ったのは?
 

  • できる限り天然素材や先人の知恵を活用する。
  • 時代・ 社会・環境変化 には解決できる安全な現代技術を模索、  使用する場合は最低限とし、可能な限り人・生物・地球に低・リスク
  • 使いやすく、多くの方が気軽に取り組める品作りを目指しました。


付記
  • パラベンは、メチル、エチル、ブチル、プロピル、ベンジルの5種類があります。
  • パラベン配合量=厚生省では1.0%を使用上限としています。
  • 食品用保存料として安全性が確認されているのはメチルパラベンです。
    (パンやジュースなどに使われ、食品から体内に入っても12時間で代謝されるという実験データーがあります。)